【サウナ紹介】色褪せない思い出のサウナ「瓦町ぎおん温泉 ゴールデンタイム高松」

香川県高松市、僕がこの街を最後に訪れたのは2年ほど前のこと。
そのときに宿泊した「瓦町ぎおん温泉 ゴールデンタイム高松」は今でも忘れることができない思い出のサウナです。

「瓦町ぎおん温泉 ゴールデンタイム高松」の基本情報

ゴールデンタイム高松の思い出

以前ゴールデンタイム高松を訪れたのは、カードゲームの全国大会予選で高松を訪れたときです。
僕自身、初の香川県ということもありワクワクしながら足を運びました。

ゴールデンタイム高松には3つのサウナがありましたが、特に印象に残っているのは「IKI SAUNA」です。

IKI SAUNA
IKIストーブを導入した本格的サウナ。3段からなる座席は高低差があり、この段差がロウリュサービスのときにものすごい熱を生む。
室温は100℃ほど。

引用元：ゴールデンタイム高松

ゆうに30人は入れるであろう巨大なサウナは、IKIストーブが導入されている本格的な造り。サウナ室内は広いだけでなく、高さもあり、上段の体感気温はかなり熱い。

このサウナでは昼は1時間に1度、夜は30分に1度オートロウリュが行なわれていたので、室内の温度が高く保たれていました。

そしてこのサウナのポテンシャルが最も引き出されていたのがロウリュサービスです。
僕が泊まったのは土曜日だったのですが、この日は17時30分から30分毎に3種類のロウリュが行なわれていました。

17時30分はノーマルロウリュ。オーソドックスにタオルで行うアウフグースでアロマの香りも心地良いプログラムです。比較的温度は高めになるものの、まだまだ快適。

18時はウルトラロウリュ。巨大なうちわで一人ずつ丁寧に仰いでくれるパワフルなプログラム…なんですが、これがかなり熱い。普段なら爽快なミントのアロマもこのときばかりは目を開けるのもつらい拷問かと思いました。（笑）でも、まだまだ地獄の入り口前、ゴールデンサウナ高松にはこれを超えるロウリュがまっていました。

18時30分の地獄ロウリュ。これはまさに地獄の熱さ。釜茹で地獄ってきっとここが元ネタになったんだと思います。熱いとか、痛いとか、そういう経験はしたことあったんですけど皮膚が焼けていくような辛さは初体験で、命からがら退出しました。ムリムリ！
看板に偽りなし、これぞ地獄ロウリュの名にふさわしいプログラムだったのですが、なんか完走しているひとがちらほらいました。なんで？（笑）

ちなみに土曜日以外にもバリエーション豊かなロウリュサービスがあるらしく、イベントの充実具合はかなりのものらしいです。
リベンジ含め、ぜひ再訪したいですね。

そして各回のおわりに入った水風呂はかなりの低温設定。

水風呂
夏期は8～10℃
冬期は10～13℃

引用元：ゴールデンタイム高松

こんなん寒暖差で風邪ひいちゃうだろという設定温度。
でも真っ赤になるまで熱を持った体を冷やすには、ピッタリの冷たさでした。

そして最後は「王様の外気浴」と名付けられた外気浴場へ。

王様の外気浴

引用元：ゴールデンタイム高松

来訪時は冬だったのですが、雪景色のなか街の明かりに照らされた高松の街は美しく、ロケーションも最高。まさに城下を覗く王様の気分を味わえました。

ところで外気浴を楽しんでいる間、しきりに話しかけてくる常連らしいおじさんがいたのですが、あの人はここの有名人的な人だったのでしょうか？
こうした出会いやご縁があるのもサウナ遠征の醍醐味のひとつだと思うので、次回来訪の際はぜひまたお会いしたいものです。

その日最後に楽しんだのは「SOLO SAUNA」です。

SOLO SAUNA
真っ暗な室内で静かな瞑想体験が楽しめるサウナ。
室温は60℃ほど。

引用元：ゴールデンタイム高松

こちらのサウナはセルフロウリュも楽しめる小型のサウナです。
僕が利用した際は、ラッキーなことに人が入っておらず、この贅沢な空間を独り占めにできました。
暗い室内の限られた視界のなかで五感はさえ、水がサウナストーンを打ち蒸発していく音に耳を傾けると自然と深い瞑想に入ります。
室温は高すぎないものの、ロウリュでしっかりと温まれる、素敵なサウナでした。

翌日は早朝から移動があり、朝6時に高松駅を発つマリンライナーに乗るべく朝サウナを楽しむことはできなかったものの、非常に充実感のあるサウナ体験ができました。

またこちらの入浴施設にはラドン天然温泉があったり、前回は入浴できなかった「空海の湯/薬草サウナ」があったりとバラエティの富んだ入浴体験をさせてくれます。

おわりに

今回紹介したのは「瓦町ぎおん温泉 ゴールデンタイム高松」でした。
探訪したのは随分と前のことですが、記憶の中にはっきり残り、いつもまでも色褪せないサウナです。
香川県を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。