スパ・サウナ

【サウナ紹介】道後温泉郷の現代「伊予の湯治場 喜助の湯 JR高松駅前店」

仕事柄出張に行くことも多い僕ですが、時には目的地にたどり着けるかもわからず飛び出すようなハードスケジュールもあるもの。
今回紹介するサウナは、そんな愛媛出張の旅程で出会った「伊予の湯治場 喜助の湯 JR高松駅前店」です。

その日、大阪で仕事を終えた僕は翌日の現場に向け愛媛県松山市に向かわなければなりませんでした。ですが、大阪の阿部野橋から松山までの終電はぎりぎり仕事の終わる午後7時。そのうえ途中5分ほどの乗り換え時間で特急に乗らなければ当日中の高松着は絶望的です。
必死の思いでなんとか特急には乗れたものの、たどり着けるかもわからない高松に宿を取れているわけもなく、到着までの1時間無心に宿を探していました。
そしてようやく見つけたホテルにたどり着いたとき、たまたま宿泊プランについていたのが「伊予の湯治場 喜助の湯 JR高松駅前店」の入浴券でした。
愛媛県高松といえば道後温泉のある温泉郷。
これは行くしかないということで、眠い目をこすりながら向かいました。

「伊予の湯治場 喜助の湯 JR高松駅前店」の基本情報

営業時間:5時~26時

入浴料:【平日】大人 800円 子供300円
    【土日祝】大人 850円 子供300円

TEL:089-998-3300

住所:愛媛県松山市宮田町4

アクセス:JR松山駅から徒歩1分

駐車場:あり(施設利用者は4時間無料)

バリエーション豊富な大型浴場

「喜助の湯」の浴場はとても広く、浴室内には14の浴槽とサウナがあります。
流石温泉郷松山の浴場といったバリエーションの豊かさです。

浴室に入り、まず目に入るのが「白濁 寝ころび湯」。

引用元:伊予の湯治場 喜助の湯

水深25cmと浅く浴槽は御影石を枕に寝ころび、手足を伸ばして入浴が楽しめます。
湯温も緩い暖かさで、じっくりと体を温めていざサウナへ。

ドライサウナ「風神サウナ」は40人ものひとが入れる6段からなる巨大なサウナです。

風神サウナ
県下最大の40人が収容できる巨大サウナ。
室温は70℃ほど。

引用元:伊予の湯治場 喜助の湯

室温は70℃ほどですが、6段目まで登り詰めるとかなりの熱さを体感できます。
毎時0分/30分には地元のお茶でロウリュを行なう【風神熱波】が行なわれています。
また僕は参加できなかったのですが、毎週金曜日にはアウフグースイベントも行われているとのことで、次回はぜひそちらも参加したいですね。

そして露天スペースにはサウナ小屋「鬼サウナ・蒼」と「鬼サウナ・炎」があります。

「鬼サウナ」
蒼:90℃
炎:80℃

引用元:伊予の湯治場 喜助の湯

どちらも4人ほどが入れるコンパクトなサウナです。
蒼は毎時10分/40分、炎は毎時20分/50分にオートロウリュが行なわれており、サウナ室のコンパクトさも相まってかなりの熱さになります。
サウナ室内はテレビはなく、ヒーリングミュージックが流れているのでサウナ体験に没入できます。

また「喜助の湯」は内風呂に2つの水風呂と露天風呂に1つの壺水風呂があり、さらに紐を引くと水の落ちてくる樽シャワーがあるなど水風呂も充実しています。
水風呂の温度も16℃設定と21℃設定に水温が分かれており、好みに合わせた冷浴が可能です。

そして水風呂のあとは露天風呂にある外気浴スペースへ。
こちらの外気浴スペースは20席弱ほど椅子が用意されており、混雑を気にせず外気浴を頼めします。
また壁沿いにサウナマナーを啓蒙するポスターが飾られており、サウナリテラシーを向上させようという店側の心意気を感じられるのも好印象です。

女性用サウナには低温のミストサウナもあるで、そちらも気になるところです。

おわりに

今回は「伊予の湯治場 喜助の湯 JR高松駅前店」を紹介しました。
このときの松山出張ではほかにも様々なサウナ・温泉を巡ったのでその時の話もまたでしたいと思います。※もちろん道後温泉にも行ってきました。